海に書いたピリオドのジャケット写真

歌詞

水無月

カツラベ

君が教えてくれた 「幸せは季節の積み重ね」

今夜その一つだから きっと月の光を浴びているよね

もたれ掛かった部屋の壁 同じ空なら背中合わせ

胸の中に収まりきらない君の名前が口から溢れ出る

これ以上 丸くならない今宵の月

風船のように膨らみもしない

耐えきれず 弾けてしまったら

破片が降り注いで全部壊してしまうんだろう

そうか、今夜見上げた月は空に浮かんだ僕の心だった

至極当然のことは 日常に紛れて忘れがち

空に浮かぶ模様は たしかに繋がっている関係の証

音楽で溢れたこの部屋も 急に文学的な舞台になる

偉人が書いたアイラブユーの和訳

今はわかるよ 痛いほどよくわかる

眠れない カーテンの向こう 今宵の月

満ち欠けだけが形を知る

だから今日はずっと丸いまま

差し込んだ薄い光が部屋を切なく照らす

そうか、今夜見上げた月は感情を隠せない僕の心だった

今、君の声が聞きたいな

今、君の隣に居たいな

君の「幸せ」の隣で空の月を見ていたいな

心臓が熱くて 胸が苦しくて

このままおかしくなってしまうと思ったんだ

これ以上 丸くならない今宵の月

風船のように膨らみもしない

耐えきれず 弾けてしまったら

破片が降り注いで全部壊してしまうんだろう

そうか、ひとり見上げた月は空に浮かんだ僕の心だった

  • 作詞

    カツラベ

  • 作曲

    カツラベ

海に書いたピリオドのジャケット写真

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「文通」から始まった”君”と”僕”の物語を締めるアルバム。
報われない感情を物語の形として昇華させた渾身の作品。

アーティスト情報

Katsurabe

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