昨日とは変わった 息をするたび 喉が渇いた
踏切は足休め 合間に空でも見上げたら
果てしない青色 飾る言葉が見つからない
夏探し 潮風の方へ 香る見えない季節の地図
例年とは違う 今日という日
いつも以上に光っていた
理由は言うまでもなく
何気ない日々 君の言葉をただ読んだせいだ
探しても 探しても 何かが足りないのはわかる
知りたいよ 知りたいよ 君が待ちわびた夏の景色を
果てのない青色 君は言葉にするだろうか
経験や記憶、感受性、君は沢山の色を知っているから
この青を見上げたその表情を僕は知らない
きっともう息が止まるほどに ただただ美しい
瞳に映る色 そこには答えが有りはしないことも
気付いていたことだ
求めたのは 君が夏を語る理由だから
歩いても 歩いても 遠い雲は遠いまま
足りないよ 足りないよ 僕が待ちわびた夏の景色は
巡り巡る季節の中 一番好きだと教えてくれたよね
君はどうして雨の夜明けを待っていたの
滲む日差し、跳ねる潮花、空の香り、届かない雲
今日の景色全部 君の中にどんな風に届いているんだろう
探しても 探しても 何かが足りないのはわかる
知りたいよ 知りたいよ 君が待っていた夏の日
この夏よ、君に届け
この歌よ、君に届け
君の夏 知りたい僕を
どうかせめて知っていてほしいから
- 作詞
カツラベ
- 作曲
カツラベ
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カツラベ
「文通」から始まった”君”と”僕”の物語を締めるアルバム。
報われない感情を物語の形として昇華させた渾身の作品。