詩を以て償えのジャケット写真

歌詞

夜想

六弦アリス

息を潜め時間が過ぎるのを待っている

退屈な教室の片隅で

誰かの笑い声は、まるでナイフのよう

眠る僕の背を何度も刺した

窓辺で眠る彼女もおそらく

僕らは似ているのかもしれない

静かな眠りは誘われるままに

誰かの叫びを青い夜に溶かして

静かな眠りに誘う恋の歌

重なる吐息でふたりの嘘を溶かして

重なり合う視線で距離をはかっている

教室の片隅で、列車の片隅で

やはり僕らは似ている

そう、嘘つきなところも

ふたりは静かにすれ違いの夜へ

ふたりの本音は言葉にしないままで

静かな眠りに誘う恋の歌

真っ白な言葉でふたりの嘘を溶かして

言葉にすると、この夜が消え去りそうで

僕らは本当によく似ている

春になると、ふたりは離れ離れ

きみは気づいてくれるだろうか

静かな眠りは誘われるままに

誰かの叫びを青い夜に溶かして

静かな眠りに誘う恋の歌

重なる吐息でふたりの距離を溶かして

  • 作詞

    六弦A助

  • 作曲

    六弦A助

  • プロデューサー

    六弦A助

  • レコーディングエンジニア

    六弦A助

  • ミキシングエンジニア

    六弦A助

  • マスタリングエンジニア

    六弦A助

  • グラフィックデザイン

    六弦A助

  • ボーカル

    櫻井アンナ

  • バックグラウンドボーカル

    櫻井アンナ

  • ソングライター

    六弦A助

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六弦アリスによる通算5作目となるシングル作品。
他者から理解されない葛藤や、少数の人々が抱える多種多様なジレンマを表現しています。
全ての楽曲は、2000年頃の少し懐かしさ漂う綺麗なメロディで構成しています。

アーティスト情報

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