波紋の中でのジャケット写真

歌詞

風に解けて

夢幻泡影

カーテンが揺れる

息が白くなった

何気ない会話

温もりを感じていた

無駄に響くワンルームが

何故か寂しくて

忘れたいと思ったんだ

今だけ

終わりの見える僕たちに離れられずにいる

だからさ

もう、終わりにしよう

さよならを告げた瞬間に

風に溶けた匂いがした

夜がそっと 包むように

駆け出した影が揺れてく

まだ頭に声が残る

ほどけた夢の続きを

一人で探してしまう

夜の隙間に落ちた言葉は、

風にさらわれて、遠くへ消えた

僕の目には何も残らないのに、

温度だけが、静かに胸を焦がしていく

月日が経ち、忘れようとした

触れられないとわかっていても、

それでもまだ追いかけてしまうんだ

さよならの続きが、どこかにある気がして。

  • 作詞者

    夢幻泡影

  • 作曲者

    夢幻泡影

  • グラフィックデザイン

    夢幻泡影

  • ギター

    夢幻泡影

  • ベースギター

    夢幻泡影

  • ボーカル

    夢幻泡影

波紋の中でのジャケット写真

夢幻泡影 の“風に解けて”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

波紋の中で、私達は何度も形を変えて生きていく。

本作は、「ポリプ」、「輪廻」、「風に解けて」
三つの章で紡がれる、別れと記憶、再生の物語。

語ることをやめた心は、
波と風に触れ、少しずつ薄れていく。
砕けた言葉は泡となり、
夢は引き潮にさらわれ、
夜のノイズの中で、ただ泳ぎ続ける。

クラゲの一生――
ポリプから、花のようなかたちへ。
壊れかけた想いは、
最後の夜に、ひらりと咲き、還っていく。

何年、何十年、何百年。
声だけが、沈黙だけが、
胸の奥で、かすかに揺れている。
それが喪失なのか、祈りなのか、
もう名前はつけられない。

そして物語は、風にほどける別れへ。
残らなかったはずの言葉の温度が、
今も、静かに心を焦がす。

波紋の中で、
消えた想いは、まだ揺れている。

アーティスト情報

  • 夢幻泡影

    2024年結成。 「夢幻泡影(むげんほうよう)」は、“儚さの中にある確かな温度”をテーマに活動しているバンドです。
短編小説を下敷きにした物語から歌詞を生み出し、音だけでなく言葉の力で心を揺らす音楽を目指しています。
一曲一曲が映画の主題歌のように情景を描き、聴く人の記憶や感情に静かに寄り添うような世界を作りたいと思っています。 音楽的にはシューゲイザーやオルタナティブロックを軸にしながらも、ジャンルに縛られず、“自分たちにしか作れない音”を探しています。 これまでに、京都迎撃のオープニングアクトを務めたり、NEO STANDARDSに推薦アーティストとして選出されるなど、ライブシーンでも少しずつ注目をいただけるようになりました。 「消えていくことを知っているからこそ、いま隣にあるものを愛せる」 そんな感情を音楽で伝え、孤独や喪失を抱えた人の居場所になれるようなバンドを目指しています。

    アーティストページへ


    夢幻泡影の他のリリース
"