Lyric

あのね私君のすべてが好きだったの

不器用で嘘がつけないとこも

汚い字で綴ってくれた手紙も

見た目の悪いオムライスも

記念日にくれた金木犀のネックレス

「これ見てたよね」って嬉しそうに渡す君

無邪気で真っ直ぐな愛が

私には痛かったの

君を好きな理由が

いつからか君を嫌いな理由になっていた

変わらない君と変わる私の狭間で

あの日した約束も

繋いだこの手も

いつか忘れてしまうのに

金木犀の匂いで

君を想い出す

あのねまだ僕君のことが好きなんだ

もう君は思い出さないだろうけど

不器用さが好きって言ってくれたから

自分を少しだけ好きになれた

君のことならなんでもわかってた

好きな食べ物も服装も

いつもずっと無理して笑って

一緒にいると辛そうだったね

僕を好きな理由が

いつからか僕を嫌いな理由になっていた

変わらない僕と変わる君の狭間で

あの日した約束も

繋いだこの手も

僕は忘れはしないから

金木犀の匂いで

君を想い出す

2人歩いた並木道

星に願ったあの夜も

君に逢えたのは運命だった

別れまで決まっていた

君を好きな理由が

いつからか君を嫌いな理由になっていた

変わらない君と変わる私の狭間で

あの日した約束も

繋いだこの手も

いつか忘れてしまうのに

金木犀の匂いで

君を想い出す