歌詞

脳みその中の余白をただ

喰らい尽くしていく白斑

震える足を前に出したら

とたんに纏わりつく悪寒

何食わぬ顔の言葉が僕の

喉笛を今でも噛んでいる

血が出るほどの視線が僕を

鈍く突き刺して痛んだ

声帯はもう限界のよう

悲鳴も上げぬほど限界のよう

どうしようもなく限界のよう

悲鳴も上げぬほど限界のよう

息が息が息が詰まる！！

僕の呼吸は息を絶ったよう

息が息が息が詰まる！！まま

涙を吐いた

朝焼けの空は僕の

首を絞め唄を歌うだけ

息が息が息が詰まる！！まま

ただの現在に堕ちていく

不幸に染まって随分経つ

僕の血液はもう

どれほどの幸福の中でも

凍り付いてしまうようだ

皆が日々を泳ぐ最中

僕はいつも溺れている

当たり前のことは当たり前に

指の隙間を零れ落ちた

いとも容易く零れ落ちたんだ

結局はもう限界のよう

苦汁で哀しみを洗濯しよう

どうしようもなく限界のよう

苦汁で哀しみを洗濯しよう

息が息が息が詰まる！！

僕の呼吸は僕のものでなく

遥か遥か遥か深くへと

逃げていったんだ

息が息が息が詰まる！！

僕の呼吸は息を絶ったよう

息が息が息が詰まる！！まま

涙を吐いた

ありえないほど苦しくて

ごくありふれた今日をもがいたら

息が息が息が詰まる！！まま

ただの現在に堕ちて堕ちて

息が息が息が詰まる！！まま

ただの現在に堕ちていく