Lyric

今日が未来だったあの季節を背にして

街並みをただサーフ

目まぐるしい速度で移りゆく

嘘みたいなこのときを確かめながら生きている

「君がいれば」なんてね言えちゃうくらい

どうかしているみたい

忘れたくない

忘れられない

光は熱を煽って

胸はまた高鳴って

時よ止まれと願う

離れたくない

離れられない

もっと大きな声でそこにいるって教えて

同じ明日を願う

どんな言葉ならこの気持ちを伝えられるのだろう

呼び合った名前が甘く香るころには

おそろいの傷も笑い話だろうか

それもいいや

君が見つけてくれたらわたしはわたしになれる

はぐれたって何度も出会えばいい

星のない夜でも

離れたくない

離れられない

心は宙に渡って

思いのたけを辿って

結ぶように歌う

どんな言葉でもありのままを強く抱きしめよう

加速するほどに柔くなる風が

わたしの背中を押した

遠くなっていく

痛みさえ愛せそうだ

忘れたくない

忘れられない

冷めない熱を纏って

誰よりも高く舞って

永遠の一瞬に願う

離れたくない

離したくない

もっと大きな声でそこにいるって教えて

永遠の一瞬を誓う

どんな言葉でもこの気持ちは伝えきれないのだろう

でも

言葉を追い越すこの気持ちを「愛」と呼ぶのだろう