Lyric

少年は少女に恋をした

少女は少年に恋をした

たったそれだけのことだった

それだけで世界は輝いた

夕暮れの歩道に伸びる影

二人は並んだ時計の針みたい

一つに重なる60秒間のあいだ

永遠はあるような気がした

正解も不正解も真実もいらない

君がいれば完成なんだ この世界は

君がもしも泣きたい時は

世界中に雨を降らすよ

涙が止む時までずっと

君のことを抱きしめるから

そこに在るものがなかったり

そこにないものが在ったり

１ミリだってずれてたら

この瞬間（とき）は存在したろうか

幾千億通りある未来のどれかひとつを

選んで僕らここにいる その確率が

答えなんだ

「君がもしも泣きたい時は

世界中に雨を降らすよ」

そんな嘘を君が笑った

僕は君が恋だと知った

君がもしも光失くして

そこがどこかわからなくても

それがもしも世界の果てでも

君のことを見つけてみせる

絶対僕が見つけてみせるから