

夜の名残りが 窓に貼りついて
光はまだ 遠慮がちに揺れてる
名前を呼ぶ声を
探していた癖が まだ抜けなくて
静かな部屋の隅で
鼓動だけが先に起きてた
差し込む白い線が
ぼくの影を 外へ連れていく
沈んでた昨日は 夢みたいで
水の重さも 少し軽くなった
誰かの声じゃなくてもいい
ぼくがぼくを 呼べたなら
濡れてた靴底も 乾きはじめて
歩く音が ちゃんと地面に触れる
報われない日々も
消えたわけじゃない ここにあるまま
だけど不思議だね
景色の色が変わって見える
「がんばれ」の意味が
やっと少しだけ 分かった気がした
報われない痛みも 消えないけど
抱えたままで 進めばいいんだ
もしまた夜に沈んでも
朝の場所を 知ってるから
救われたわけじゃない
奇跡も起きてない
ただ
水面の近くに
自分で来ていただけ
それだけで
息ができる
沈んでたぼくは まだここにいる
でも もう溺れてはいない
光は外じゃなくて
胸の奥で 揺れてた
名前を呼ぶ声は
ずっと前から
ぼくの中にあった
- 作詞者
水乃余韻
- 作曲者
水乃余韻
- プロデューサー
水乃余韻
- ボーカル
水乃余韻
- プログラミング
水乃余韻

水乃余韻 の“思い出になる途中”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
思い出になる途中
水乃余韻



