Lyric

帰り道を歩いていたら

おおきな影動いていて

こんな時間に何事かと思い

驚いて見上げた

流れる景色に目を動かして

最終電車に揺られている

月に雲が少し乗りかかって

暗闇にスッと引き込まれてく

誰にも言えない秘密がそっと

窓に白くボヤけて消える

家より大きな機械に乗って

気付かれないように鬼退治

操縦席から見える光景

不思議な気持ちは無色透明

帰りはいつも傷だらけで

始発で朝日を追いかけて

問いかけてかき混ぜて繰り返して

終わりはないからまた追いかけて

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

夜が明けて朝に重なってく

のらりくらり歩いていく

光が街を照らしていく

のらりくらり歩いていく

きっと誰も信じちゃくれない

のらりくらり歩いていく

世界が夢を観ている時

のらりくらり歩いていく

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

疲れた身体振り絞るわずか

微かに鳴らした特別な夜中

遠いかなた想いを馳せた

どこかに探した優しい背中

変わり果てた私の事を

あなたはなんて言うのだろう

人の為に生きてるって事は

とても孤独な事なのかな

幸せを願う事が私の

唯一の楽しみだとしたら

君が眠りに着く頃

君が眠りに着く頃

誰かの為　歳を重ね

自分の為　歩を進め

白い吐息が消えていく

音も立てずに吸い込まれてく

夜が明けて朝に重なってく

のらり くらり　歩いていく

光が　街を照らしていく

のらり くらり　歩いていく

きっと誰も信じちゃくれない

のらり くらり　歩いていく

世界が夢を観ている時

のらり くらり　歩いていく

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

君が眠りにつく頃

気持ちは綺麗に

溶けていった

ただいま　おはよう