Sacrifice
戒律正す 罪人の烙印
燃える様な 痛みが光り疼く
薄汚れた羽根に残された
未来へ翔ぶ 力はもう僅かでも
泣かない空 白い花
神に愛されし証の羽根
全て満ち足りた様な日々さえ
この心 震わせることはなく
色づく花を選び
宿したこの身では
捧ぐ贄の意味など果たせない
全てが 犠牲になっても
それでもなお 枯れぬ花よ
たとえ痛みとなって血を流し
滅びてしまおうとも
両眼に色を灯した
この熱が指し示す限り
離さない
際限の無い 形式を求めて
楽園は運命の上に立つ
穢れの無い 純白の中で
目は眩み 疑問さえも生まれない
泣けない目に 白い夢
捧ぐ者は退屈を知った
感情を持ち手を 伸ばす瞬間
この世界は壊れ 二分された
色づく花を守り
崩れた均衡は
既に犠牲を見ずに充てにした
見せかけだけの理想郷
それでもなお 縋る者よ
そこに求めたはずの楽園は
白く咲き誇るのか?
自由に生きることさえ
許されぬなら
塵と消えて構わない
自我を持つことが
罪にさえもなると
たとえ痛みとなって血を流し
苦しみ与えられようと
誰も知らぬ熱を秘めた花よ
籠の鳥でも歌えると
囁き咲き続けて
両眼に色を灯した
この熱が身を焦がし尽くし
果てるまで
- 作詞
海紅
- 作曲
Paspal
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「誰かを信じられたら、救いの声は聞こえたの・・?」
祈り虚しく朽ちる者、繰り返された孤独な魂
闇から延びる手は 花の様に 踠き続けた 嘗ての夢
アーティスト情報
Seraph
ゴシック/ダーク音楽
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