空の向こうの声のジャケット写真

歌詞

空の向こうの声

とよ万十郎

錆びた街灯 濡れた街角

吐いたため息 消える足音

誰かが描いた 正義の輪郭

その外側で 滲んだ感覚

赤い信号 群がる人波

青に変われば また同じ道なり

誰が決めたか 知らない掟

従うほどに 薄れてく本音

綺麗な言葉を 並べた看板

その裏側では 誰かが泣いた

正しさばかりを 振りかざす街

その正しさで 何を救えた?

笑ってる顔の 奥の傷跡

見えないふりして 今日も行くんだろ

俺はこの夜に 問いかける

答えのない空を 睨みつける

なぁ 聞こえるか

遠く離れた あの空から

俺の声が まだ届くなら

ひとつだけ 返してくれ

空の向こうの声

この街のざわめきが聞こえるか

正しさの名のもとで

誰かの明日を また削ってく

空の向こうの声

この灰色の夜を見てるか

俺はまだ ここにいる

くだらない柵を 睨んでる

綺麗な言葉じゃ

この夜はもう 晴れやしない

だから月のない空へ

声が枯れるまで 吠えていたい

金属の扉 閉じる音

数字に変わってく 人の温度

勝ちとか負けとか 決めるルール

そのルールの外で 失うブルース

誰かの正解 誰かの不正解

白か黒かで 染めてく世界

でも俺の中じゃ まだ消えない

あの日見た空 あの日の願い

ポケットの中に 握った拳

ほどけば残る 冷たい孤独

殴りたいのは 目の前の誰かじゃない

この息苦しさ そのものじゃないか

街灯が照らす 俺の影

伸びては縮んで 夜に溶ける

「まだ終われない」って 呟けば

遠い空から 風が吹いてくる

なぁ 聞こえるか

名前も言わずに 呼びかける

届かなくても 構わない

この声だけは 置いていく

空の向こうの声

この街のざわめきが聞こえるか

正しさの名のもとで

誰かの明日を また削ってく

空の向こうの声

この灰色の夜を見てるか

俺はまだ ここにいる

くだらない柵を 睨んでる

綺麗な言葉じゃ

この夜はもう 晴れやしない

だから月のない空へ

声が枯れるまで 吠えていたい

灰になるまで 燃えた街

愛もいかりも 同じ色に

握った拳を 空に掲げ

返事のない夜へ 言葉を投げる

もしも声が 届くのなら

もしも風が 運ぶのなら

「まだここにいる」と 伝えたい

「まだ終わってない」と 叫びたい

空の向こうの声

この街の果てまで聞こえるか

俺たちが見ていた空は

今も同じ色をしてるか

空の向こうの声

もう答えなんていらないさ

ただこの声が消えるまで

夜の向こうへ 吠えていたい

誰かが引いた 境界線

誰かが決めた 正解線

その線の上で 踊るより

俺は俺の足で 夜を越える

空の向こうの声

最後にひとつだけ聞かせてくれ

このくだらない街の上にも

まだ朝は 来るのか

  • 作詞者

    とよ万十郎

  • 作曲者

    とよ万十郎

  • プロデューサー

    とよ万十郎

  • ギター

    とよ万十郎

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