無責任な正義感が あいつを殺した
そんなニュースが タイムラインを駆ける
わたしはなりたかった ヒーローになりたかった
見栄 模倣 炎上すら 妬ましくてさ
生ぬるい共感 薄情な世界だったなら
唇を噛んだままで詩を書く
感染者なんだ 簡単に染まれるんだろ
そうやって 黙って 気取った reciever
完全犯罪だ 安全な部屋の奥から
世間はあいつを殺した
だからわたしも火をつけた
そんなドラマを見ていた ダラけきった六畳間で
今話題の社会風刺的なドラマだ
夢も愛も努力も不祥事も人の死も
想い出さえも タイムラインを流れた
無関心なフリした 卑怯な傍観者だったのは
傷つかないための嘘で 朝を待つ
無関係者なんだ 対岸は燃えてるんでしょ
そうやって 黙って 自分を殺した
顔のないやつらの 顔色を伺いながら
諦めを口に出した 僕の心に火をつけてよ
君の言葉が憎い 今の自分が醜い
君の目に映していたい 空の心臓が痛い
感染者なんだ 簡単に広がるんだろ
そうやって 演じた influencer
他人の目の奥にも 2人のエンドロールにも
そこに僕はいない だから此処で火をつけた
世界は茜に染まった
- 作詞
mihiro
- 作曲
mihiro
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放火犯 (feat. ×)
noto
アーティスト情報
noto
2019年12月結成のボーカル不在の音楽ユニット。「物語と在る音楽」をコンセプトに掲げ、作品毎に異なるゲストボーカリストを招きながら、新たな音楽表現を追求する。
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