Lyric

覚めない夢でも続きがからっぽだったと気付いた

疼いてる種が育つ 後ろ髪引かれる花の言葉

何度も何度も夢を見る ゆらりゆらり写し出した

秋風が何処かへと誘うように頬撫でる

黄昏の淵で僕を待つ 泣きじゃくる君を諭す

夢喰らいはそっとそっとぎゅっと 壊さないように抱き締めた

届かないものを欲しがり 心に嘘をつく癖も

地に足がついたフリも 誤魔化すのがうまくなっただけで

何度も何度も言い聞かせても くらり眩暈揺り戻す

夢の終わりをそうまるで知ってるみたいに語り出す

黄昏の淵で君を待つ 導を涙で濡らす

夢喰らいはそっとそっとそっと 季節の狭間に隠れて

揺らめいて揺らめいて 茜に染まる頬 麗しい衝動

移ろいで移ろいで 黄金に染まる頃 心躍らす

黄昏の街を決めた僕ら その先をよく知る横顔

夢くらいは見られる様に続きを描いて行くよ

ゆらりきらり 月の綺麗な夜の華やいだ幻想

まがいも憂いも秋めく憧憬に彩付けるように 泡沫に