光のジャケット写真
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蟲ふるう夜に、10年の沈黙を破る復活シングル
「光」を掴むことを諦めた者たちが、その傷の痛みに向き合うための歌

蟲ふるう夜には、アルバム「蟲の音」(2012)、「蟲の声」(2013)を世に送り出し、三部作の最終章となる「蟲の歌」を残したまま、2016年、その活動を止めた。「pupation」と題されたラストライブから、10年。

メンバーそれぞれが、それぞれの場所で人生を進めてきた。仕事、家庭、別の音楽活動、別の表現。10年という時間は、4人にそれぞれの形で成功や幸せをもたらした。だが、バンドを止めたという事実は、消えない傷として、あるいは小さな後悔として、それぞれの内側に残り続けていた。

「光」は、その10年を抱えた4人による、10年ぶりの新曲である。

しかし、これはかつての夢を取り戻す歌ではない。再びステージを目指す宣言でもない。

「光を掴むことを諦めた者の歌」

作詞を手がけたVo.蟻は、この曲をそう定義する。光を欲しがった癖に、掴めなかった。光を掴むことを諦めたのならば、せめて何かをなぞって生きていろ。そう自分に冷たく命じる自嘲と諦めの中で、それでも「夜が終わることを望んでいない / ただ闇の中に意味を残したい」と歌う。

光を掴むことを諦めた者たちが、それでも音を鳴らす理由。
10年越しに、蟲ふるう夜にが鳴らす、傷だらけの一音。

リリース日は2026年6月4日、蟲の日。
配信シングルとしてリリースされる。「蟲の音」「蟲の声」に続く未完の三部作、その最終章「蟲の歌」への、掠れたスタートラインとなる一曲である。

アーティスト情報

nonterminus LLC.