歌詞

全然うまくなりやしない

あたしのギターの腕前

毎日ちょっずつとでも弾けばいいのにと笑う君

三日坊主もいいところだからなぁと肘をつく

君が教えてくれるならとギターを手に取る

たった3つのコードだけで

出来たあの歌を歌おう？

リズムがわからないくらい遅いテンポで

届かないFのコードを後ろから押さえてくれる君

6弦全部が鳴った時のふたりを思い出す

それから半年経って

Fのコードも一人で押さえられるよ

でもやっぱりうまく弾けないなあ

結局続かなかった

ふたりで歌ったメロディを

誰にも奏でられないように

あたしの曲にしてしまおう

綺麗な思い出になるように

寂しいひとりぼっちの夜は

この歌を口ずさめばいいさ

結局上手くならないギターと

君が好きと言ったこの声で

ほんとはそんなに好きじゃなかったの

君が追いかけてたバンドも

カラオケであたしが歌って

君が嬉しそうだったから

聴いていただけなの

それだけだったの

きっとパズルのピースだなんて

３つくらいしかはまるようじゃなかった

無理矢理はめてたんだろうね

そんな日々も愛おしかったけど

この歌を口ずさんだなら

君はあの日々を思い出すかな

好きだよも好きだったに変えるから

聴いてくれるかな

ふたりで歌ったメロディを

誰にも奏でられないように

あたしの曲にしてしまおう

綺麗な思い出になるように

寂しいひとりぼっちの夜は

この歌を口ずさめばいいさ

結局上手くならないギターと

君が好きと言ったこの声で歌うよ