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ストーリーテリングや状況的なコメディ、あるいはインターネット上のミームといった一切の「文化的文脈・論理」を徹底的に排他(マイナス指定)し、ただ人間の動物的本能と肉体エネルギー(physical kinetic energy)を暴発させるためだけにビルドされた、純粋無垢な衝動のディスコ・パンク(Pure primal punk-disco)とハッピー・ハードコア(Happy hardcore)が正面衝突した超高エネルギー・スタジアム・アンセムです。楽曲の核を成すのは、完璧なグリッドを拒絶する「狂暴にのたうち回る歪んだベースライン(insane bass)」と、心臓をダイレクトに蹂躙する高速なブレイクビーツの狂気(breakbeat propulsion)。ひらがなのみの原始的なフレーズ(のうみそ、ゆれる!)が拍のポケットに完全に同期して執拗に反復され、聴き手から思考力を完全に奪い去る肉体ファーストの催眠効果を敢行します。
最大の快楽は、安易なEDMの文脈を嘲笑うかのような「無警告の構造破壊(The Chaos Mutation)」。スタジアム級の轟音の壁(euphoric wall of sound)が鳴り響くサビから一転、何の前触れもなくテンポが半分に叩き落とされ、低域のヘヴィな重低音の泥沼を引きずる「部族泥濘(tribal sludge)」へと転落。生々しい肉体的な呻き(primal grunts)ののち、息を吸い込む深い吸気(Deep inhale)の直後、BPM220オーバーのハッピー・ハードコアへとノーモーションで大爆発(エクスプローシブ・ドロップ)するカタルシスは圧巻です。最後はスタジオの自動フェードアウトに一切逃げることなく、全ての楽器が限界の音圧(-7 LUFS)のまま1コマで正面衝突し、言葉の途中でリミッターがゲートを閉じるように遮断。残響を1ミリも残さずスパッと完全な真空の静寂(absolute digital vacuum stop)へと着地する、人間の愛おしい野生を祝福する大傑作トラックです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。