歌詞

大阪にある小さなライブハウス

客も呼べないのに

ステージなんてだいぶカオス

ギター持ってなくて

丸腰に持ったマイク

カラオケ音源流して

ドヤ顔で歌うタイプ

言うまでもないが

ギャラなんてもんはなくて

ノルマ達せなくて

自腹で切って金払って

来てくれた人たちの

1人は地元の友達で

実質客と呼べるのは

2人だけだったな

それでも夢叶うと信じてた

それでも

自分なら出来るって信じてた

それなのにどうして

周りに人が増える度に

不安や悩みは

あの頃より増えるのだろう

今でもよく覚えてる恥ずかしい話

予約リスト書く紙に

存在しない人これじゃ名無し

見栄だけ一丁前に見栄張って

その日過ごしてた

たぶんあれ…

バレてたよな

それでも夢叶うと信じてた

それでも

自分なら出来るって信じてた

それなのにどうして

自分が強くなる度に

もう1人の自分はあの頃より

弱くなるんだろうな

たった3人のライブハウス

歌った誰かの歌は

もう忘れちまったけど

たった3人のライブハウス

教えてもらったものは一生

忘れはしない