歌詞

オレンジ色零した夕の空が

街を染める　思い出を塗り潰して

目蓋の裏に映る君を探している

重ならない二人の想いと影法師

君の声が　言葉が　笑顔が

今も此処にあって　忘れられなくて

"どうなったっていいよ

二人の出逢いに戻れたら"なんて

影踏みした　暮れ泥む街の黄昏

こんなに苦しい僕よりずっときっと

君を傷つけていたんだね

それでも離れずに居てくれたのに

遠くばかり見てた僕

行き交う人にあの頃の二人を見る

幸せな悪夢の中

僕の声も　想いも　涙も

今は届かないけど　忘れないでいて

"どうなったっていいよ

二人このまま側に居ようね"って

影踏みして　笑いあった日々が愛しい

溶け合った胸の奥

想い重ねあった夢よ遠く

もう会えないね

もう逢えないね

春風が吹き抜ける

桜通りを駆け抜けてく

もう会えないね

もう逢えないね

通り過ぎる日々の一つ一つが

今日もこの街ごと塗り替えてくのに

どうやったって消えない

君の思い出が溢れてくるんだ

オレンジ色に光る涙の跡

向かい風を抜けて

あの坂を超えて

遠く遠い場所で僕ら生きていても

"どうなったっていいよ

二人の出逢いに戻れたら"なんて

影踏みして　君の面影を探すよ