Lyric

ほら吹き消して ほら吹き消して

胸を締め付ける残り火

まんまと罠にかかったようだ

もしくはかけられた側か

今日だけ紛らわしてくれるなら

どうでもいいや

寂しさが腹を空かして

弱る心を喰らおうとしているから

思わずすがりついたんだ

君の優しさに

ほら掻き消して ほら掻き消して

君の小さい手のひらで

ほら吹き消して ほら吹き消して

柔らかい唇で

僕にまだ宿る残り火

だんまり決め込んでいたようだ

本音が見当たらないのか

確かにわかってたんだ僕らに

先がないこと

虚しさが悪い顔して

一人の夜へ手招きしてくるから

たまらず名前を呼んだ

呼び慣れた名前

でも掻き消して でも掻き消して

君の小さい手のひらで

でも吹き消して でも吹き消して

柔らかい唇で

僕を脅かす

一緒にいたって切なくなるだけ

あれからの話を聞くのだって

胸が苦しい

それでもまた会いたがるのは

どの感情か

ほら掻き消して ほら掻き消して

君の小さい手のひらで

ほら吹き消して ほら吹き消して

柔らかい唇で

僕にまだ宿る残り火