White Breathのジャケット写真

歌詞

White Breath

Last Commit

静かに舞い落ちる 街のノイズの上で

止まった時計が また音を刻み出す

凍える指先で 君の名前を書いて

すぐに溶けた文字が 夜に消えていく

交差点の光が 滲んだ世界で

言えなかった言葉を 今も探してる

あの日の約束さえ

粉雪に埋もれていて

それでも心はまだ

ここに囚われたまま

白い息の向こうへ 想いは風に乗って

遠ざかる季節の中 君を探してる

凍えた記憶でも 胸に灯る熱がある

もう一度だけでいい

この冬に会いたい

駅に残された 足跡のかたち

誰かが踏み消して また一つになる

手袋のポケット 冷えた手を隠して

震える鼓動だけが 静寂を破る

流れた月日さえ

嘘みたいに感じても

この痛みがあるから

まだ生きていける

白い息の向こうへ 願いは舞い上がって

降り積もる時間でも 消えはしない想い

壊れた未来でも ここに残る温もり

最後の雪が溶けたら

君に届くかな

もしも別の季節で

笑い合えていたなら

こんなに強く

君を想わなかった

でもこの冬があるから

孤独も愛せるんだろう

痛みの意味を

今ならわかるよ

白い息の向こうへ 全てを預けて

凍てついた夜空に 祈りを放つ

涙が雪になるなら

世界を包んでくれ

さよならじゃなくて

「また会おう」と言わせて

静かに舞い落ちる

終わらない冬の中で

それでも心は

君へと歩き続ける

  • 作詞者

    椎葉稔

  • 作曲者

    椎葉稔

  • マスタリングエンジニア

    椎葉稔

  • ギター

    Last Commit

  • ベースギター

    Last Commit

  • ドラム

    Last Commit

  • キーボード

    Last Commit

  • ボーカル

    Last Commit

White Breathのジャケット写真

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    White Breath

    Last Commit

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    White Breath (Instrumental)

    Last Commit

──白い息が、消えかけた想いを冬空へと運んでいく。

静かに舞い落ちる雪、足音の消えた駅のホーム、
凍てつく夜にひとり残された心の温度。

『White Breath』は、
すれ違いの中で失われた言葉と、それでも消えない想いを描いた、
冬の情景に溶けるJ-ROCKバラード。

届かなかった声、触れられなかった未来、
それでも胸の奥に灯り続ける小さな熱が、
過去を抱いて明日へ歩き出す勇気へと変わっていく。

終わらない冬の中で、
「もう一度だけ会いたい」という願いが雪に溶けるとき、
その想いは静かに、空へと昇っていく。

アーティスト情報

  • Last Commit

    現役で活躍するプログラマやエンジニアたちが集まり、結成されたバンドです。 システムと向き合う日々の中で生まれた感情を、バラードやロックに乗せて歌にする。 コードでは伝えきれない想い、レビューで消した一行、Slackに書けなかった本音。 そんな“人としてのリアル”を、音楽として刻んでいます。 最後のコミットは、心に残るためのもの。 技術と感情が交差するその瞬間を、ぜひ感じてください。

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