歌詞

僕は知った

大切な温もり

僕は知った

それを失くす悲しみも

鳥の美しい囀りさえ

嫌になることも

重なる音はまるで

僕を嘲笑（わら）うよう

暗い部屋に射す光は針のよう

枯れない涙なら

雨と共に消えたい

そんな日々もあった

今目の前で愛おしく

微笑ましく咲き揃う花

当たり前だった

そんな日々が

不意に枯れ果てる

世界が隣り合う中

悲しみ満ちた白黒で

塗り潰されたりしないように

悔やまないように

どんな日々も

受け止めれるように

水に溶かした

愛と言葉を注ぎ続けよう

遅く走った改札の入口

脆くなった覚束ない足元も

時と新しく

畦道のように色づいている

今目の前で愛おしく

微笑ましく咲き揃う花

枯れゆく一輪は

艶やかな雨を降らせた

強く誓う　そう在ろうと

今目の前で愛おしく

微笑ましく咲き揃う花

当たり前だった

そんな日々が不意に枯れ果てる

世界が隣り合う中

悲しみ満ちた白黒で

塗り潰されたりしないように

悔やまないように

どんな日々も

受け止めれるように

いつか失くした愛と言葉を

心（ここ）に残そう

水に溶かした愛と言葉を

注ぎ続けよう