

【verse1】
「破り捨てた教科書」?本棚の中にあるのに
「勉強なんてやらねえ」活動休止の理由は受験期
温泉入れないの勿体無いから入れない入れ墨
体には無い落書き 体には無い落書き
下手なラップは何年か後に見れば自分で笑える
成長の糧を社会は「デジタル/タトゥー」と保存する
誰でもあるような時期の他人をバカにするだけ意味無いし
例えるとするのならば離乳食を冷笑する二歳児
SNSで集めたエキストラを大量に映して
街角で飛び跳ねて歌う「仲間達と一緒に上がっていく上」?
「見せる俺が本物マジ」
「あいつがどうとか興味ない」
「上がる仲間と俺達」
ってリリックに出さないゴーサイン
俺も人の真似やありきたりに頼ってやってた
ある日作ったビートの奥に自分が透けて見えてきた
「なりたい自分」の完成形未だ俺の目には見えてない
だから天井はないし可能性は死ぬまで消えない
歴史残す爪の跡はどれだけ経っても癒えない
だからこそさ俺は”辞める”なんて一度も言ってない
新世代来ても上の人らは簡単に席はくれない
だから奪い取った先で何をやるか見据えたい
言われないと分からない
くらい拘り細かい
だから雑にやってるやつが
評価されりゃやるせない
大人に気に入られただけで売れてるやつが嫌いだ
そんなやつらより下の位置で売れてない俺が嫌いだ
【hook】
格好良い思わないから体にはない落書き
巧みに創り形成してく俺はまるで葛城
気高い精神を自負し令和なのに名乗るサムライ
体にはない落書き 体にはない落書き
【verse2】
強い信念はブレない行動を支える芯なのか
自由な行動を縛り付ける鎖なのか分からない
縛りプレイしてるせいで結果で周りに敵わん
だけど自分見つめる 等身大描く俺はラッパーだ
俺が死んだ後に世界に残るものは何なのか
人生という全てラップに捧げ報われるのか
クラスメイトとのカラオケ断ってクラブ行っても良いのか
答えの無い問いの中 何故か落ち着く今日もまた
人生ってもの向き合う傍から見りゃ中二病か
だけど羞恥心や恥はすぐに取っ払った
体刻む事無い死ぬまで肌はプレーンのまま
だけど命という大樹に刻む和彫りがこのverse
ただひたすら歌詞書きまた引っ搔き回したらそのきずが名刺
血が出ても気にしない引っ掻いたら道先はbeatsやステージ
サビがhookに変わったあの日 心に掘った入れ墨
HIPHOPの6文字が今じゃ信念と行動の目印
今は刻むリズムそしていつか教科書
始めたての頃の俺じゃ見えなかったこんなの
視野を広げ更にデカい夢を探す突破口
多くの苦悩を経たがその上でも選ぶ音楽を
【hook】
格好良い思わないから体にはない落書き
巧みに創り形成してく俺はまるで葛城
気高い精神を自負し令和なのに名乗るサムライ
体にはない落書き 体にはない落書き
- 作詞者
田中太郎Jr.
- 作曲者
田中太郎Jr.
- プロデューサー
田中太郎Jr.
- ラップ
田中太郎Jr.

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「自分とは何者なのか」
このEPは、答えを持っている人間の物語ではない。
問いを抱え、迷い、葛藤し、それでも表現を続ける一人のラッパーの内面を描いた作品である。
なぜ考えるのか。
なぜラップをするのか。
何を残すために生きるのか。
『WH0 AM 1』は、そんな根本的な問いから始まる。
人生で経験した出来事や、誰かから受け取った言葉、過去の失敗や選択。
それらは消えることなく、自分自身を形作る「刻印」となる。
しかし、信念を持って進んでいても、人は迷い、周囲と比べ、不安になる。
理想と現実。
自信と劣等感。
進みたい自分と恐れる自分。
その狭間で揺れながら、それでも自分だけの答えを探し続ける。
本作では、高速ラップや技術そのものを目的として扱わない。
それらは、考え続けた結果として生まれた表現方法の一つである。
言葉を磨き、技術を磨き、自分自身と向き合う。
そして迷いや弱さも含めたすべてを作品へ変えていく。
『WH0 AM 1』は、完成された人間の宣言ではない。
未完成のまま考え続ける人間が、自分自身を探し続ける過程を記録した作品である。
答えはまだ見つからない。
それでも、問い続けることはやめない。
1.Why?
2.TAT00
3.B2WIN
4.Re:Flection
5.FAST
アーティスト情報
田中太郎Jr.
TRJN(たろじゅに)は、ラッパー/ビートメイカーとして活動するアーティスト。 情報量の多いリリックと多彩なフロウを軸に、日常の違和感や人間の感情、世界への視線を独自の言葉で切り取る。単なる自己表現に留まらず、聴く人に考える余白を残す文学性と、音楽としての面白さを両立させることを目指している。 ラップとビートメイクの両面から楽曲制作に向き合い、既存のスタイルに縛られず、自分だけの表現を追求している。
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