

ビルの谷間で見つけた
誰にも教えたくないカフェ
勇気出して扉を開けたら
古びたベルが今日を鳴らした
二人だけが気づいた
静かなこの休日
奥の狭いカウンター
向き合って窮屈に座る
滑稽だけど不意に踊りだす心
何でも無いやり取りが
ゆっくりじんわり温かい
スプーンで描いた意味の無い模様に
どうしようもなく胸がキュッとなる
華奢で真っ直ぐで
君はいつも美しい
外は真夏で照りつけるのに
ここはまるで別の世界
不意に出会えた小さなオアシス
白い壁紙ひんやり空気
君と僕にだけ吹いてる
優しい風が心地いい
話題が迷子になっても
君が優しく笑ってくれる
それが何より嬉しい
君の仕草に宿ってた沢山の言葉達
理由は無いけれど
心がフッと跳ねてた
僕らが選んだその席で
世界がちょっと遅れて見えた
可憐で多分運命で
君はどうしようもなく愛しい
予定はないけど意味はある
完璧過ぎたこの午後を
帰り道コースターの端っこを
そっとポケットで折り曲げた
何気ない その笑みが
僕には何故か残ってて
説明できない事ばかりなのに
全部が「君」ってちゃんと分かる
穏やかで何でも無くて
でも永遠であってほしいこの休日
- Lyricist
TAKASHI
- Composer
TAKASHI
- Producer
TAKASHI
- Songwriter
TAKASHI
- Programming
TAKASHI

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A Quiet Escape in Summer
TAKASHI