

弾いたあと少し
遅れて消えていく音
静かな部屋の中で
それだけ浮いていた
机に置いたままの
スマホは光らなくて
時計の針だけ
ゆっくり進んでいた
カーテンの隙間
白くなり始めた空を
なんとなく見ながら
鍵盤に触れていた
終わればいいのに
まだ鳴っていた
消えるまで
鳴ってた
何もない夜ほど
小さい音だけ
残ってしまう
途中で何回も
弾くのやめたのに
静かになったあとが
余計つらくなっていた
遠くの新聞配達
走る車の音
朝が近づくほど
眠れなくなっていった
言葉にしなくても
消えると思ってた
でも感情って
音みたいに残る
たぶんまだ少し
終われてなかった
消えるまで
鳴ってた
朝になる頃には
全部少し
薄くなると思ってた
最後に残るのは
いつも静かな音だった
消えるまで
鳴ってた
部屋の空気ごと
朝へ
溶けていくみたいに
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

YOHAKU の“消えるまで鳴ってた”を
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アーティスト情報
YOHAKU
言葉にならなかったものを、そのまま残す音。 静かなトラックに乗せて、日常の中にある違和感や余白を描く。 特別じゃない時間、名前のつかない感情、 消えなかったものだけを拾い上げるように。 強くは言わない。 でも、確かにそこにある。
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