渦のジャケット写真

歌詞

渦

Davis Bark

いつかの声を聴かせて

微風がそっと吹く

ただ揺れる表紙の縁を見て

朝焼けに染まる

肌色を見つける

少し声を震わせ

しばらく見惚れていた

目を擦って

愛していたんだ

また僕は焦がれて

愛していたんだ

言葉も見つけたよ

触れる手

風に靡いて

踏み出すまで

遠ざけた

朝雲に隠れる

顔を覗かせる

眩い光の中

しばらく見惚れていた

目を細めて

愛していたんだ

闇を走り抜けて

愛していたんだ

言葉も見つけたよ

消えてく飴色の中

振り向かずに遠ざけた

抱きしめてしまったら

もう一度

君の声を聞かせてよ

結んで解け

泣いてても

もう

儚く散っていく

分かっておくれよ

言い訳だろう

そういうもんさ

声がうわずって

上手く言えやしないさ

惨めに雨に打たれてく

また

愛して

君の声で

ばらして

でも包んで

腐って隅で泣いて

追いかけて転んで

朝焼けが僕を

包んだ

I think in my hands

Where are you singing on refuse

I'm singing in your heart

Where have I gone

  • 作詞者

    山本貴登

  • 作曲者

    山本貴登

  • レコーディングエンジニア

    氏家颯士

  • ミキシングエンジニア

    氏家颯士

  • マスタリングエンジニア

    氏家颯士

  • ギター

    山本貴登

  • ベースギター

    梅村ナヲ

  • ドラム

    高橋悠生

  • ボーカル

    白石大智

  • バイオリン

    早川 萌音

  • ヴィオラ

    早川 萌音

  • プログラミング

    山本貴登

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    渦

    Davis Bark

「渦」は、過去の記憶や後悔、憧れ、そして自分自身の声に何度も引き戻される心の動きを描いた楽曲。

静けさと浮遊感をまとったサウンドから始まり、繊細な歌声と重なり合うトラックが、心の奥に残る感情をゆっくりと掘り起こしていく。楽曲が進むにつれてリズムと音像は次第に熱を帯び、内側で巡り続けていた迷いや痛みが、後半に向けて壮大な広がりへと変化していく。

前へ進もうとしていても、何気ない景色や匂い、朝焼けや風に触れた瞬間、忘れたはずの感情が蘇る。「あの時こうしていたら」「本当は何を伝えたかったんだろう」――答えの出ない問いは消えることなく、自分の周りを何度も巡り続ける。

過去や痛みを消したわけではない。それでも、そのすべてを抱えたまま、自分の居場所を見つけていく。

内省的なオルタナティブロックの繊細さと、シューゲイズやポストロックを思わせる広大な音像を通して、「渦」は何かを乗り越える物語ではなく、渦の中にいる自分自身を受け入れる瞬間を描いた一曲となっている。

アーティスト情報

  • Davis Bark

    Davis Barkは、ブラックミュージックの系譜——R&B、Soul、Jazz——が持つ洗練された快楽原則を、Hiphopのストリートな攻撃性とMPCによるサンプリングの美学で解体し、シューゲイザー/マスロックの巨大な音像へと再構築するオルタナティブロックバンド。 MPCから放たれる硬質なビートと、腹を揺らすトラップ/ドリルンベースのサブベース。 そのノイズの狭間を縫うように、Jazzyな旋律とソウルフルな歌唱、そして時代を射抜くライミングが交錯する。 監視社会の不条理や現代の虚飾を鮮やかに切り取るリリックは、冷徹な客観性と、沸点を超える焦燥感を同時に孕んでいる。しかし、その鋭利な言葉と轟音の核心にあるのは、震えるような人間臭い温かみだ。 洗練と破壊、静寂とカオスが同居するその音楽は、既存のジャンル体系を無効化する。 "虚飾を愛する"という彼らが掲げているテーマの中、ライブでは演奏という行為を超え、デカい愛で強くハグをされているような、包容力を持ち合わせる。

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