歌詞

神奈備の空　淡くオレンジに

染めた頃が始まりの合図

オオヤツヒメの姉に手を引かれて

神籬の標識　遠くにお祭囃子

沢山の人　面で隠した心の内ドキドキしてる

屋台を縫って　太鼓の音に惹かれて見れば

楽しそうに踊ってる

神楽歌　神楽歌　高麗笛が鳴る

今日は年に一度だけの　お祭りの日

泣き虫も　きかん坊も　見上げた煌びやかな花火

現し世に　賑やかな声が響く

前世の記憶　小さな男の子

今も無意識に探しているんだ

神様になった今は　前みたいに

一緒に遊ぶ事も出来ないけれど

金魚すくいを　上手にしている

横顔に面影感じた

今日はあなたも　祭囃子と太鼓の音を

聞きに来てるかな？

隠り世に花火が舞う

掛けまくも畏き　伊邪那岐大神

禊ぎ祓へ給ひし時に

生りませる祓戸の大神たち

諸々の禍事・罪・穢

有らむをば

祓へ給ひ清め給へと

白すことを聞こし召せと

恐み恐みも白す

大神楽　大神楽　今日はお祭り

人間も神様もみんな　楽しい日

懐かしい街の匂いが　優しく包み込んで

君の笑顔を　心に映し出した

神楽歌　神楽歌　琴の音に

今日は年に一度だけの　お祭りの日

泣き虫も　駄々っ子も

見上げた煌びやかな花火

大空に　あの日の想いを馳せた

現し世に　賑やかな声が響く