

白い息が消えて
静けさだけが残った
君の言葉を待つたびに
胸の奥が揺れてしまう
いつもみたいに笑うのに
どこか遠い気がしていた
がいとうの影が長くなって
ふたりの距離を映してた
強くなれたらよかった
気持ちを隠す癖のままで
言えなかった会いたいが
雪の音に沈んでいく
君の声が遠くなる夜は
触れられない想いが痛い
まちの灯りが滲むほどに
心だけが取り残されていく
手袋越しの暖かささえ
確かなものじゃなくなって
君の隣にいたはずなのに
もう届かない気がした
君が俯いた理由さえ
訊けなくて立ち止まった
優しさぶった言葉ひとつ
何も救えなかった気がする
冬の風が背中を押して
後悔だけが深くなる
本音を言えばよかった
失うことが怖すぎて
ただ笑って誤魔化した夜
今も胸に刺さってる
君の声が遠くなる夜に
名前を呼んでみたけれど
返ってくるはずの言葉が
雪と一緒に消えていく
会えない距離が辛くなるほど
君の影ばかり追いかけて
好きの重さに負けてる俺は
まだ前に進めないまま
どこで間違えたのか
答えのない問いが増える
守りたいのは君なのに
守れた日なんてない
ひとりで歩く帰りみち
白い吐息だけが温かい
君の声が遠くなる夜でも
忘れられない言葉がある
曖昧な想いを抱えて
それでも君を探していた
雪の気配に紛れた願いが
まだ胸で灯っているから
この冬を越えたときには
もう一度名前を呼びたい
白い息が消える前に
ほんとの気持ちを言いたい
- 作詞者
かっつぁん
- 作曲者
かっつぁん
- プロデューサー
かっつぁん
- サンプリング元のアーティスト
かっつぁん

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君の声が遠くなる夜
かっつぁん
「君の声が遠くなる夜」は、好きな人の気持ちがつかめず、
声も距離も少しずつ離れていくように感じる男性の切なさを描いた冬バラード。
まちの灯りやがいとうの影といった情景が、心の迷いと後悔を静かに映し出す一曲。
アーティスト情報
かっつぁん
自己紹介 音楽を通して、恋愛や勇気、そして「無理しないでいいんだよ」というメッセージを届けています。 失恋したとき、片思いに悩んだとき、立ち止まりたくなったとき そんなときに、私の音楽がそっと寄り添える存在になれたら嬉しいです。 私の想い 恋をして胸が高鳴る瞬間 想いが届かなくて切なくなる夜 自分らしく生きたいと願う気持ち 音楽は、そんな揺れる心を優しく包み込む魔法だと信じています。 だからこそ、一つ一つの歌詞に想いを込め、聴く人の心に響く音楽を作り続けています。 未来への夢 私には大きな夢があります。 それは、大好きな音楽活動を続けながら、動物たちの保護施設をつくることです。 人間の都合で不幸になってしまう動物たちを救いたい。 そのために、もっとたくさんの人に音楽を届け、活動を広げていきたいと思っています。 ⸻ 最後に もし私の想いに共感していただけたら、 応援 拡散 シェアしていただけると本当に嬉しいです。 あなたの心に寄り添う音楽を、これからも届け続けます。
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