歌詞

不安定　途絶えた交信

足音　凪いだ世界を猛進

鏡に溶けこむ歪んだ洗面台

いずれここも澱みに浸かってゆく

バックヤードに格納された記憶

七色揺らめく陽だまりのスイミングプール

曖昧な隙間の隘路にさえ

行く先なんかないと知っていた

未完成な夢の中祈り

彷徨い続け溺れた妄想幻想の陰

誰もいないショッピングモール

踊りだすアバンチュール

不完全　沈んだ管制塔

泡の中　解読の延命措置

何時からか鳴り続けるサイレンが

星を呼んだ

愛が死ぬ前に生まれた

この世界のアイデア

まどろみが愛を知る前に奪われ

囁く性格の乖離が

混ざりあい

無彩色鋼鉄のベールに包まれ

期待感乗せ

眠るレールはプールサイドへ

9番線

無機質に閉ざされた部屋の中

僕らだけの秘密に連れ出して

…

あなたのそばに

あたしたちのこころに

よろこびをあつめて

おいわいをしよう

あかりをともして

かざりちりばめて

けーきはひとつでいいよね？

あなたの空輝やく太陽は

あたしだけでいいから

すべてが満ち足りたこの世界には

泪一つなくていい