歌詞

霧の回廊よ、目覚めを分けて

名を呼ぶ息に、灯りを宿せ

Noxa— anima— lumen— ora—

Vita— terrae— via— oria—

霧の鈴がほどけて　石の名が軋みだす

掌の月輪が　影を集めて脈を打つ

低い太鼓に歩幅を合わせ　五つで心を束ね

声を渡す　朝に橋をかける

息を四つ　拍を一つ

五で結べば　闇はほどける

Anima lumen　lumen ora

胸の炉よ　深く青く燃えろ

Noxa solvitur　ora nova

古い影よ　名に還れ　いま

竹笛が霜の粒を揺らし　鐘の余韻が道を照らす

失くした約束さえ　拍の隙間で呼吸する

祈り車を押せ　夜は後ろへ下がる

手の温度で　朝は強くなる

掌をひらき　霧をほどけ

五で戻れ　光の側へ

Anima lumen　lumen ora

名を呼べば　道は集まる

Noxa solvitur　ora nova

輪になって　朝を迎えよ

Anima… lumen… ora…

足音を重ねろ　手拍子で階を築け

いま　祈りは歌になり　歌は旗になる

Anima— lumen— ora—

胸の中心で　青い火を掲げろ

Noxa— solvitur—ora— nova—

笑いながら　朝へ歩け