光を泳いでいる
ずっと泳いでいる
何も知らないまま
許されるがまま
時々僕らは
まだまだシラフのくせに
でかい口叩いて
自尊心を抱き寄せる
回り道の帰り道
分かりきった映画の
エンドロール
このままじゃ
終われないんだってさ
もう一回でもう一切
会えなくなるなんて聴いてない
どうなったって万々歳
痛みさえ抱きしめて
花束を
きっとずっとやって来ない瞬間を
儚い 甘い 粗い 淡いよ
ティーンエイジポップ
得体の知れない
無敵感を纏う
何も怖くない
何も怖くないよ
散々だった告白も
惨憺たる結末も
きっと一生忘れないよ
一緒に棺桶に入るんだって
拙いライミング
名状し難いタイミングで
走馬灯が過ってしまうよ
トントントントン
足音が
だんだんだんだん
近づいて
なんなんなんだか
怖くなる
怖くなる
避けられないの
避けられないの
チクタク
チクタク
チクタク
チクタク
夢の中で
目を瞑って
意を決して
飛び降りた
手を仰いで
風を切った
その刹那
僕が思ったのは
まだ足りない
生きて
もう一回でもう一切
会えなくなる訳はないよ
どうなったって万々歳
痛みさえ抱きしめて
花束を
たった四分の一生を抱きしめて
ティーンエイジポップ
僕らには
演る余地はない
一度きりの
この命と
一度きりの
この世界と
裸で抱き合って
許しあっていたい
きっとずっとやって来ない瞬間を
変わるがわる回る廻る転生る
ティーンエイジポップ
- 作詞
森口楽絃
- 作曲
森口楽絃
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- ⚫︎
ティーンエイジポップ
Lyric Jack
- 2
いつかさ
Lyric Jack
黒一点フォーピースバンドLyric Jack の2021年2月から開始した3ヶ月連続リリースの最終シングル。「ティーンエイジポップ」はこれまでの楽曲とは大きく印象が異なるリード曲となり、4月という様々な転機を迎える若者の葛藤や前向きな思いを描いた曲となっている。「いつかさ」は高校時代に作り上げた楽曲のアレンジ・再録版となり各楽器群の迫力が全面に出た一曲となっている。
アーティスト情報
Lyric Jack
2016年に高校の軽音楽部で結成された、21歳の男女混成4人組ロックバンド。 作詞作曲を担当する黑一点のギターボーカル森口楽絃の偏愛的音楽センスと独特の言語感覚が織りなす、 ストレートでエモーショナルでありながら、あきらかに普通じゃない楽曲。 そして、脇をかためるプレイヤーの女性陣の若干20歳とは思えない高い演奏力と繊細なコーラスワークが、 その楽曲の解像度をさらに高め、彼らにしか描けない唯一無二の音楽世界をオーディエンスに届けている。
Lyric Jackの他のリリース
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