Lyric

路地裏の赤提灯 孤独を照らす

残像が残響音 過去と今を繋ぐ

煙草この煙と記憶が混合 胸の奥で燻る

乾いた喉に焼酎注ぐ 言葉よりしみる

カウンター越し刻む無言のリズム

誰もいないのに幻聴な自分のイズム

「大丈夫」と呟き氷滲むシステム

笑えない冗談"肴"に沈む影と語るプリズム

ひとり酒 揺れるグラスに映る影

胸に抱えた痛みは消えず流れ

ひとり酒 夜に溶けて消えてくまで

俺の声だけが証明され

酔いに任せて 声を重ねて

グラス掲げて 夜を超えて

涙も笑いも酒に溶けて

明日を信じて また歌えて

安酒しみる真実 埋まらん空隙

誰にも測れん孤独の深さ 酔いに任せた意識

街のざわめき遠のいて耳鳴りだけを残し

「また明日」の言葉もない ただ今夜をやり過ごし

ネオンに照らされる影落ちた心は真っ暗闇

笑顔の裏に隠す嘘 誰も気づかんまま流れ去り

グラスの底に沈む闇 掬い上げても掴めない

深く酒浴びるたび 孤独が増してく罠に

ひとり酒 揺れるグラスに映る影

胸に抱えた痛みは消えず流れ

ひとり酒 夜に溶けて消えてくまで

俺の声だけが証明され

酔いに任せて 声を重ねて

グラス掲げて 夜を超えて

涙も笑いも酒に溶けて

明日を信じて また歌えて

マイク代わりにグラス 韻を刻む独り言

誰も聴かんステージの上 観客は影と自分の心

酒煽り並べる言葉 キマッて描くフロー

明日が来る保証もなく 今を刻むだけのショー

「弥栄」とぼそり 相手いなけりゃ響かない

この孤独は武器 リリックに変えて掴みたい

涙混じりのハイボール 癖になる甘みたまらない

誰も知らん物語 俺は韻で刻みたい

孤独は敵か味方か問いかけても答えはない

ただこの夜を超えるため俺はまだグラス傾けたい

音もなく声もなく俺の鼓動だけがビート

吐き出すリリックひとり酒が育むスピリット

ひとり酒 揺れるグラスに映る影

胸に抱えた痛みは消えず流れ

ひとり酒 夜に溶けて消えてくまで

俺の声だけが証明され

酔いに任せて 声を重ねて

グラス掲げて 夜を超えて

涙も笑いも酒に溶けて

明日を信じて また歌えて

ひとり酒

ひとり酒

ひとり酒

ひとり酒

ひとり酒

ひとり酒

ひとり酒

ひとり酒 揺れるグラスに映る影

胸に抱えた痛みは消えず流れ

ひとり酒 夜に溶けて消えてくまで

俺の声だけが証明され

酔いに任せて 声を重ねて

グラス掲げて 夜を超えて

涙も笑いも酒に溶けて

明日を信じて また歌えて