どこかに行こうと考えてはどこにも行く気がなくなる
その気になればどこにでもいけるのに
僕は勝手にこの世の終わりを見据えて生きてる
行方知らずの感情を探すでもなく
これでいいのさとわかったふりを繰り返す
信号機が赤から青に変わるたび、僕の情熱も一つずつ消えていく
決意はこうして簡単に音楽やなにかに変えることができる
僕らにはなんとなくの未来があって
それは誰にも邪魔されなければバカにもされない
だってなんとなくの未来だから
夢や希望を描くためのキャンパスなんて
大それたものは30歳を超えたあたりで
とっくにないと知ってか知らずか、それでも行くんだよ
途中でやめたくなっても、死にたくなっても
それでも行くんだ、
やめたくなったらやめて、死にたくなったら勝手に死ねばいいよ
何の見返りもないかもしれない
誰に賞賛されるわけでもないかもしれない
それは僕にとってはこの歌であり
音楽であり、今までの人生なんだ
僕を殺せるのは僕だけで
誰かや何かに邪魔されてる気になっても
それでも別にいいやと開き直ることを
僕は忘れない
- 作詞
澤田 健太郎
- 作曲
澤田 健太郎
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ストリーミング / ダウンロード
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未完成VS新世界
未完成VS新世界、10年ぶり3枚目のフルアルバム。
新たな布陣で攻撃的なサウンドとポップなメロディに磨きをかけて、悩みも迷いも弱音もバンドサウンドと共に叩きつける新たな代表作の登場だ。
音楽という魔法に夢をみたかつての若者たちが四十路を前にして何を歌うのか、刮目せよ。
アーティスト情報
未完成VS新世界
2005年夏、札幌にて結成。Vo澤田健太郎が弾き語りで歌っていた曲の題名をそのままバンド名に用いた。 結成直後から札幌市内のライブハウスで毎週のようにライブを慣行。「楽曲が、何か良い」という事でそれなりに支持を集め始める。 2008年7月、拠点を東京に移す事を決意。住む家もバイトもろくに決まっていない状態で上京し活動を開始。 2009年春、アミューズソフトエンタテインメントから初音源『夕暮れ狩り』をリリース。 ROCK IN JAPAN FESTIVALやCOUNTDOWN JAPANといった大型ロックフェスにも出演。 翌2010年は新譜を作成中に事務所が音楽事業撤退。 なにも持たずにレコ発ツアーをする。 澤田は詐欺にあって財産を失い、住所不定無職を地で行く一年に。そして2011年には澤田が階段から滑り落ちて左手を負傷。その上、実家で療養中に全財産が入った財布を落とすという、お祓いを要するレベルの不運に相次いで遭遇。それでも、新譜リリース、ライブ活動など命からがら活動を継続。 その後、2014年も相変わらずツキには見放されて丸一年間一切ライブを行えない状況に陥り、いよいよ力尽きたため2015年2月に一時解散。 2017年に再結成するも、更なる不幸に見舞われ事実上の活動休止。 バンドは様々な紆余曲折を経て、世間もコロナ禍でしっちゃかめっちゃかで、何とかかんとか体制を立て直して2021年初夏からはサブスクリプションで音源を聴けるようになったり、新曲を出したり、ライブ活動を再開したり、2023年には10年ぶり3枚目のフルアルバムをリリース。新たなチャレンジに踏み出す感じの未完成VS新世界です。
未完成VS新世界の他のリリース
夕暮れ狩りレコード