Endroll Front Cover

Lyric

Endroll

KAZANE

時計の針を戻して

あの時の君に会いに行こう

そんなズルをして

一体何を話せばいいの

別れを何度繰り返しても慣れる日は来ない

命を教えてくれた

忘れることは教えずに

いつまでも手を握るから

そのぬくもりが僕になるまで

数えない日々の中で

「大丈夫だよ」は誰に言ったの

変わらず沈む夕日 近づくエンドロール

流れる名前の中に 僕は

時計の針を戻して

あの時の君に会いに行こう

そんなズルをして

一体何を話せばいいの

思い出を後悔が埋めないように少しでも今

同じときを過ごせたなら

灰色の空霞む

向かい風の中を裸足で歩く君

小さな蝋燭で辺りを照らすよ

大切にしていた言葉も 好きな人の名前も

無くしてしまったけど

命の証を音に残す

君の形を手探りで作るよ

誤魔化していたんだ どこまでも自分を

現実なんていう諦めの言葉で

だけどいま繋ぐ その言葉を 名前を

もう無くさない 消させない

過去を踏みつけて針を進めるよ

時計の針を戻して

あの時の君に会いに行こう

そんなズルをして

一体何を話せばいいの

思い出を後悔が埋めないように少しでも今

微睡む記憶の底で

芽吹く緑の幕さえ

巡る季節の中で

明ける夜空 君が見たかった景色

願ったのは少しだけの幸せ

先立つ悲しみを 孤独な戦いを弔う

その名を僕のエンドロールに

刻んで

  • Lyricist

    KAZANE, CY

  • Composer

    KAZANE, Takumi

Endroll Front Cover

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