雨の降り続く空の下
木陰に座って空を見る
深く暗い記憶が
忘れてしまう気がするんだ
この雨に打たれて
どこか消えてしまいそうで
いつか君が綴った
あの日を思い出してみる
晴れた君と仰ぐ雲の峰
時が経っても
微かに残った日暮の声
振り向く君はただ綺麗に光る
まだ、まだ
君が脳裏によぎる
波打ち際一人きり
どこまで行けば分かるか
あの頃はどうしていたかな
ぐるぐると問いかけてる
夕立の去った空の下
思い出せる気がして
空をぼんやりと眺めてる
波を待つ
夏の鼓動
僕を攫っていく
走り抜けた八月を
取り戻して
もう一度
咲いた光る遠花火
戻らなくても歩き出す
君との夏を描く
振り向く君は花のように笑う
まだ、まだ
夏が終わらないように
夢が覚めないように
君が消えないように
- 作詞
ゆすら
- 作曲
ゆすら
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波を待つ
ゆすら