歌詞

棘のある腕に抱かれて

私を一番楽に殺す方法　ネットの中にはその答えがないんだ

いつになってもみつからないその問いは気づけば私に生を与えた

熱い肌を伝わった棘が　私をまだ愛してくれた

きっとどこにも答えはなくって　私だけがバカみたいじゃない

ああ　あ　棘の深いバラを抱いたあの夜

掠れた声をあげながら　あたしが死んだ死んだのよ

流れる血と涙が止まぬように　あたしだけしか、殺せなかったの

ただ黒い黒いなにかを抱いた　ただ枯れぬようにと

私を一番楽に殺す方法　どこを探してもその答えがないんだ

いつになっても見つからないその問いは気づけば私に朝を与えた

目が醒めるとそこにはいつものあたしがいてあなたもいた

きっとどこにも答えはなくって　あたしだけがバカみたいじゃない

ああ　あ　棘の深いバラを抱いたあの夜

醜い歌を残したまま　あたしが死んだ死んだのよ

流れる血と涙が降ったあの日　あたしだけを愛してあげたら

ただ黒い黒いなにかを抱いた　それは私だったの

棘の深いバラを抱いたあの夜

掠れた声をあげながら　私が死んだ死んだのよ

流れる血と涙が止まぬように　あたしだけしか殺せなかったの

ただ黒い黒いなにかを抱いた　ただ枯れぬようにと

森川葵咲樹の“棘のある腕に抱かれて”を

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難解と思わせる歌詞。でも何故か心の深いところに沈み込む言葉。それは森川葵咲樹の声に潜むBluesyな歌の世界。先にリリースした「月華美人」のrealな世界観と対をなして彼女幅広い才能を予感させる。