鈍行列車の窓から僕らはハレー彗星を見たのジャケット写真

歌詞

鈍行列車の窓から僕らはハレー彗星を見た

中山将

列車に揺られて僕はウトウト

夢を見ていたんだ、夢みたいに

ワルシャワの路地裏で

チベットの高原で

アイルランドの庭園で

名前も知らないおじいちゃんが幸せにやっているよ

君もできるさ

想像してごらん全てを解いて

薄味の食事

AM3時の会話

時代を変える音楽

ディカプリオ

鈍行列車の窓を覗くとハレー彗星が見えたんだ

僕は旅に出るけれど一緒にいかいないかい

ジョンレノンが命を削って唄った言葉を

僕は今しんしんと想い出している

僕らの思考を遮るものなんて

この世界には何一つとしてなかったんだ

戦争なんてたったの1行で無くなってしまうし

少年は愛しい少女の為に花火を打ち上げる

古いフランスの映画みたいな「奇跡」に我を忘れれば良いし

君がとても大切にしているぬいぐるみがもしかしたら

君のことも大切に思っているかもしれない

遠い北の国に揺れるオーロラに触れることだってできる

だから今勇気を出して窓の外を覗いてごらん

そこに見えるものこそが

真実なのだから

想像してごらん君が想うように

泣きじゃくった日々を

彼と過ごす未来を

有り触れた今

アインシュタイン

鈍行列車はアルタイルを越えた

そしていつか天へ昇った時は

みんなで永久のお昼寝がましたいな

一つになりたいな

  • 作詞者

    中山将

  • 作曲者

    中山将

鈍行列車の窓から僕らはハレー彗星を見たのジャケット写真

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このアルバムは20代前半に作りました。
昔から音楽を作る上で、「ノスタルジー」というキーワードをとても大切にしています。
どこか現実離れしていて、夢の中にいるみたいな。
それでいて懐かしさを感じて、胸が暖かくなる。
そういう作品をいつも目指しています。
本アルバムはそれを形にすべく、創意工夫した作品です。
全楽曲の通底にその意思があります。

「小説家」「鈍行列車の窓から僕らはハレー彗星を見た」の2曲では 
アイリッシュバイオリニストの悠情さんにサウンドプロデュースをお願いしました。
ケルト音楽をモチーフにしたサウンドが楽曲の持つ「ノスタルジー」を丁寧に表現しています。
山小屋に住む老人、電車の窓から異世界を望む青年 
そんな楽曲の世界に住む主人公が音の中に見えてもらえたら嬉しいです。

「花火師の恋」「オーロラを見に行こう」「シルヴィアカフェ」は
絵描きとして活躍されている原田章夫さんに編曲いただきました。
3曲とも物語性の強い、絵本みたいな曲です。
曲の中に在る絵を
音楽へと見事に昇華してくださっています。

「料理」「映画館」「あなたのために詩を綴っている」「9月の河川敷」「神様の光」
などは 堀畑智裕という作曲家編曲家の友人と宅録で作りました。
当時の衝動的アイデアをたっぷり詰め込んでいます。 
電車に乗り込んで音をサンプリングしたり、ドラムの代わりに鍋やまな板を使ったり
音を楽しんでいます。

自慢のアルバム是非聴いてくださいませ。

アーティスト情報

  • 中山将

    1988年岐阜県岐阜市生まれ、ピアノの講師をしていた母と、フォークソング好きの父を親に持ち、音楽と共に育つ。高校からアコースティックギターでの弾き語りと作詞作曲を本格的に始める。 大学では日本文学を学び「詩」へ精通していく。 現在は妻、息子二人と暮らしながら。じっくりと演奏活動を実施している。 1stアルバム「鈍行列車の窓から僕らはハレー彗星を見た」 、2nd「生きる風景」(広沢タダシプロデュース)、3rd「TINYRECORD」と3枚のアルバムをリリース。 柔らかな歌声、メロディメイカーとしての妙技、シニカルなアコースティックギターの音色、繊細なポエトリーリーディング。「詩」へのこだわりを持った音楽表現。 唯一無二のジャパニーズシンガーソングライター。

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