

雨が上がって雲間から差す
光のプリズム 地上へ伸びる
まだ暗いままの通りを誰もが
夢見心地のまま 歩いてく
いつのまにか外はなんだか静か
濡れたアスファルトの匂い
部屋へ入れようと窓から通りを
見下ろして 少しぼんやり
ドアが閉まる音
重たい雲に覆われた灰色な
通りの向こう側で
鮮やかな紅い花が売られてる
ここからでもよく見えてる
美しい調べ
雨が上がって雲間から差す
明るい光線 ビルへ伸びる
まだ暗いままの通りを誰かが
夢見心地のまま歩いてく
きっと彼も雨の匂いに惹かれて
誰かと会うことにして
道を引き返し
とびきり美味しい
パンを買っていく
その途中を
歩いてるシーン
クリスマスの教会からの讃美歌
遠くから風に乗って
幼い日々の魔法のこと
彼は少し思い出して
忘れたふりする
さよならさえ言えなかったことや
繰り返す毎日という悪夢に
飲み込まれることのないように今日も
ただ街をふらつく旅人
雨が上がって雲間から差す
光のプリズム 地上へ伸びる
まだ暗いままの通りを誰もが
夢見心地のまま歩いてく
- 作詞者
cambelle
- 作曲者
cambelle
- プロデューサー
cambelle
- ギター
cambelle
- ベースギター
cambelle
- ドラム
cambelle
- キーボード
cambelle
- シンセサイザー
cambelle
- ボーカル
cambelle

cambelle の“Christopher / クリストフ”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Magic Moments
cambelle
- 2
Gloom / 親密さについて
cambelle
- 3
A White Heron / 白い鷺
cambelle
- 4
Giddy Parades / 街場
cambelle
- 5
Interlude
cambelle
- 6
Dream in Bossa / しずかなふたり
cambelle
- 7
Our Suburban Friends / 火粉
cambelle
- ⚫︎
Christopher / クリストフ
cambelle
- 9
Sleep Warm / 微睡の午后
cambelle
- 10
Akegata / 明け方のブルース
cambelle
東京を拠点に活動するインディーポップバンド、cambelle。
2023年から「ケイチ&ココナッツ・グルーヴ」という名義でアルバムをリリースし、"サブスク世代の渋谷系"として、カジヒデキ氏と共演するなど各所で支持を集めていたが、音楽性の変化に伴い、2025年に「cambelle」に改名。現在、リリースに先駆けて下北沢のライブハウスを中心としたイベントに多数出演している。
11/19(水)に、1stアルバム『Magic Moments』を配信リリース予定。
これに先駆け、収録曲は10/1(水)より、順次シングルとして公開。
Todd RundgrenやBrian Wilsonといった1960〜70年代のロック/ポップスからの影響を反映させつつ、
ClairoやAlice Phoebe Louら、現行のレトロソウルやインディーポップとも呼応するサウンドが鳴らされている。
また、20世紀の古き良き音楽に対して憧憬を包み隠さないその姿勢は、LampやKIRINJIとも通じるものがある。
DX7やMoogといったシンセサイザーをはじめとする多くのヴィンテージを使用した楽曲は、
メンバー3人それぞれの明確に異なる資質──美しいメロディへの飽くなき探究心、
膨大な聴取体験に基づいた連想ゲーム的プロデュース、
ジャズをルーツに童心的かつ自由奔放に行われるアレンジ──が、高度に組み合わさることで生み出されている。
さらに、日本のインディーバンドとしては珍しく、多くのミュージシャンがレコーディングに参加。
日々それぞれに探究を重ねる仲間たちと共に作り上げたこの「協業」という意味でのポップスは、
かつて数多くの名曲を世に送り出したレーベル“A&M”を彷彿とさせる内容となっている。
なお、CD盤には、選曲家・橋本徹(SUBURBIA)との対談をライナーノーツとして収録予定。
アーティスト情報
cambelle
熊本出身の熊谷慶知(Vo,Gt,Pf,Vn)、東京出身の市原諒(Prod,Programming)、石川出身の川上遥(Key,Vo,Tp)が出会い、2024年に結成。 60年代ポップスや70年代ソウルといった古典への愛着を出発点に、AORやボサノヴァ、ニューエイジなど、古今東西の膨大なリファレンスを自在に取り込みながら、現代のポップシーンとも共鳴する新世代インディーポップバンド。その音楽は、日常のあわいに溶け込む「世界のどこにもないようだけど、でも身近にあったはずの音楽」として、静かに街に響いている。 作品リリース前から積極的にライブ活動を行い、インディーシーンにおいて日に日に存在感が高まっている。
OLD JOY RECORDS