夜風で散ってった線香花火の火種
これが最後だよと
汗で誤魔化す滲んだ景色も
フィルムの中 そっと詰めて
甘すぎた綿菓子に君は優しく笑う
肩を並べて見た花火
時が止まった
ゆらり揺れるわたしをぎゅっと
抱き寄せた君にキスをした
夏のせいにして
袋の中の金魚が君がいないとダメな
わたしみたいだと笑う君を
睨みつけた
夜のドライブ 君の好きなバンド
実は苦手だったけど
君が口ずさむ横顔が好きで
気づけばさ好きなバンドになった
最初から分かってた私だけが本気で
この夏で終わりにしよう
そう思ってたの
ふわり香る君の匂いに
きゅっと胸が痛む もうだめだ
夏のせいにして
絡めた指の先から熱を帯びていくから
気づかれないように窓の外見る
溜息ひとつ
季節巡り次の夏に2人はいないのならば
この痛みの名前は
君がいい
ゆらり揺れるわたしをぎゅっと
抱き寄せた君にキスをした
最後の夏のせい
袋の中の金魚が君がいないとダメな
わたしみたいだと笑った君に
さよならするよ
- Lyricist
Seek
- Composer
Seek
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