Lyric

目覚ましの前に目が覚め　また同じ朝がくる

少し広いベッドから起きて朝食の準備を始める

また出汁を入れ忘れてた味噌汁で涙が出る

テレビの占いはいつも通りキミとの相性は悪い

「いつまでクヨクヨしてるんだ」と犬のぬいぐるみが話しかける

キミとふざけあった日々がとても遠い日のようで

キミと月の下をただ歩いたことが幸せだったと気付く

どんなに願っても　もう二度とキミに会えない

キミがいなくなったことで約束は守れたでも何も満たされない

またキミと月の下を歩きたい

キミに言われた風呂の掃除　庭の草抜き水まき

洗濯物をたたむのだけは相変わらず苦手だけど

思い出をなぞってみたけど悲しさが増すだけだった

新しいことを勧められて　まだそんな気持ちになれず

キミのところへ行こうとしたらキミの怒る顔が目に浮かんだ

生きる気力の無い日々がいつまで続くのだろう

キミがいない世界で生き続けることがこんなにも辛いなんて

なんのために生きているのか月に問いかけ

月日が流れれば悲しみも薄れて笑える日が来るだろう

まだ今は見上げた空に朧月

次も生まれ変わったらキミとまた出会って一緒に過ごせるのかな

少しだけの別れだからとキミが微笑む

キミと月の下をただ歩いたことが幸せだったと気付く

暗い道を月の光がやさしく照らす

キミがいなくなった後もこの道を一人で歩き続ける毎日

またキミと月の下を歩きたい