散夏のジャケット写真

歌詞

散夏

景渡

泡沫に散った夏の日をまた憶い出す

「夏の匂いがする」

雨上がりのあの子のそれが

僕らに夏を連れてきた

照り返し 騒ぎ 撫でる

物憂げにも開く予感

あぁ、もう来る

夏風と過ぎる僕らだけの今日が

永遠に続くようにと

蒼い願いが叶わないことは

まるで知らない僕らだった

「七日の聲が消えた」

黄昏のあの子のそれで

僕らは帰り道にいた

忘れはしないあの夏の温度を

移る空模様を

長くなる夜に ほろり

閉じてくさっきの朝顔

また手を振る

君の「サヨナラ」に

夏風と連れて駆けた日々もいつか

光を失くすよと

そんな事実が解る明日が来てる

さだめに気づいた

できるのなら

この記憶を閉じ込めて

未来まで連れていきたい

星待つ丘あの一瞬も

湿る肌合わせも

提げた籠から

いつでも取り出せるように

夏風と散った夢の残り香が

僕らに告げた答えは

「あの日の歌を口ずさんで

明日を生きる 」

それだけでいいんだ

歌い 生きるだけで

泡沫に散った夏の中

君がまた笑っている

  • 作詞

    景渡

  • 作曲

    景渡

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    散夏

    景渡

シンガーソングライター「景渡」の、自身初となるデジタルシングル。
景渡が今回描くのは、「儚く散った子どもの頃の夏の思い出」
誰もが経験した子どもの頃の暑く、輝かしく、儚い夏の思い出を、日本の情緒溢れる歌詞と、夏らしい疾走感のあるサウンドで聴く者の心に甦らせる。

-あの夏を思い出し、僕らはまたこの夏を生きていく-

夏を生きる全ての人に贈る景渡渾身の第一作が、あなたの夏を鮮やかに彩る一曲となることを願う。

アーティスト情報

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