始まりの街で目が覚めた瞬間に
最初からもう何をすべきかわかるなんて
都合のいいチートは
望んでも手に入らない
旅は始まり何もない自分と
何もかもやれる無限に絶望してからがやっと
冒険のはじまり
手にする光がまやかしときづいても
スクロールは決して止まらない
はがす暦 一枚一枚 足元
ふみしめ 戻れない時を思えど
増えたスロットに積めるだけ積む経験
この細長い島国が沈むなら次の街へいくだけ
泣くな とうの昔に鉄の塊は浮いて飛ぶ
ここが今じゃないなら次に進めばいい
東欧の風 あけるハイライトの緑
石畳ぬけ いかれたキャリーのタイヤ
次の街まであと3つ、ライフ使い果たしても
酒場も宿屋も教会もあるからもう充分
勇者はいらない ボスが演りボスを殺る
ダンジョン無限
地図ならわざと取らないでここへきた
生まれて死ぬまで借りに行くこれは私とお前の約束
大地に突き刺さるマイク1本引き抜く
0.0から10.0の物語だが無限の快楽
死に至るまで唯一の楽園とおく
静寂の180秒
ここだけが孤独を許された場所なら
エンドロールすら飛ばす周回プレイ
聴かす
やるかやられるかならやらかす
真っ当なルートなどないから皆ハマり
信じすぎたやつから穴に落ちていく
伝説の書はすでに書き換えられていて
音に意味が与えられ共に分かち合い
それで操られた生き物の歴史ならば
反転すればいい 操り返し
それだけで生命になるまで 1人で立て
運命が呼んできたら うるせえと叫べ
愛されたから愛したなんて言い訳
城で待つ性分ならとうに死んでた
無限の可能性から私がお前を選んだ
仕組まれたルートだとしても
世界中逃げ続ける顔をしてどこでも私を待ってた
お前を救わない何もねだらない
宝箱は奪ってからどうするか考える
ここじゃないどこかでまた会えるまで
鍵を探す
東欧の風 あけるハイライトの緑
石畳ぬけ いかれたキャリーのタイヤ
次の街まであと3つ、ライフ使い果たしても
酒場も宿屋も教会もあるからもう充分
勇者はいらない ボスが演りボスを殺る
ダンジョンは無限
地図ならわざと取らないでここへきた
- 作詞
三木悠莉
- 作曲
primitronics
三木悠莉 の“quest”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
Intro
三木悠莉
- 2
KOTOBA
三木悠莉
- 3
祭 (feat. クノタカヒロ)
三木悠莉
- 4
t.o.k.y.o.s.h.i.n.j.u.k.u
三木悠莉
- 5
亡霊 (feat. 遠藤ヒツジ)
三木悠莉
- 6
はるのひのクリーム
三木悠莉
- 7
Q
三木悠莉
- ⚫︎
quest
三木悠莉
- 9
私が祈るとき不思議に世界は曲がる緑の
三木悠莉
- 10
メルヘン
三木悠莉
ジャパニーズポエトリーリーディング/スラムシーンを牽引する
トップフィメールスラマー三木悠莉、キャリア10年にして
10年ぶりの2nd フルアルバム。
ビートメイクには名古屋の雄primitronicsを核とし、線描、MOKVA SOUNDSを起用、東西シーンを代表し活躍する詩人、クノタカヒロ、遠藤ヒツジもfeat.参加。
日本人スラマー初のヨーロッパツアーを終え、ラテンアメリカツアーも控えた今、彼女のコトバは何を伝えるか。
これぞジャパニーズポエトリーリーディングのニューマスターピース。
スラム道、女一代、ここにあり。
アーティスト情報
三木悠莉
ポエトリーリーディング、スポークンワードのパフォーマンスを競い合う大会=ポエトリースラムにおいて、全日本大会を2連覇(2017、18)、現在最もワールドワイドに活躍するアジア、日本のポエトリーリーディング/スラムアーティスト。 日本史上最大規模となったポエトリーフェスティバル「ウエノ・ポエトリカン・ジャム5、6」、現在のポエトリースラム日本選手権大会「KOTOBA Slam Japan」」を主催、伝説的なNYのポエトリーカフェ「Nuyorican Poets Cafe」とアジアで初めて協業を成功させるなど、オーガナイザーとしてもジャパニーズシーンの第一線に立つ。 2022年からは、40ヶ国が参加するポエトリースラム世界大会機構「World Poetry Slam Organization」においてVice President For Asia (副会長:アジア担当) にも就任。 2023年春にはヨーロッパ7ヶ国にてパフォーマンスツアーを成功させ、同年秋にはラテンアメリカツアーも控える、ジャパニーズスポークンワードと世界を繋ぎ、最先端を届け続ける注目アーティスト。
KOTOBA Slam Japan