歌詞

無色の棘が肺に刺さってる

呼吸のたび深くなって

綺麗ごとだけで生きていけたら

誰も泣いたりしないのにね

終夜（よもすがら）アングラリア

痛みさえ美学のフレーズ

救えないものばかり

抱いて踊るように沈んで

理不尽が咲いた

この夜に狂う

終わりのない夢を

見届けてこのまま

先生！正しさとは一体誰が決めたの？

そのナイフで何をするのだろう？

今日もメーデー！

止まった針を動かせば動かすほど

願った明日を捨ててきたんだ

破片みたいな「好き」を並べてさ

またまた夜に落書きして

零れた想いさえ

全部君じゃなきゃ意味ない

赦されないと知りながら

夜は続いていく

終夜（よもすがら）アングラリア

綻びからこぼれるメロウが

悲劇すら抱きしめて

君と見た幻だった

救われないことも知ってるだけど

終わりじゃ終われない

この歌が最後になるなら

せめて名前を呼んで