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丼をそっと覗き込むと、まず骨の髄まで煮出した豚骨スープの香りが鼻をくすぐります。白く濁ったスープの表面には、きめ細かい脂が小さな粒となってキラキラと光り、宝石を彷彿とさせます。
一口すすれば、とろりと舌にまとわりつく濃厚なコク。
けれど、しつこさより先に広がるのは、じんわりとした甘みと、骨の旨味が何層にも重なった深い味わいで、思わずもう一口、もう一口とレンゲが止まらなくなります。
スープをたっぷりまとった中太の麺をすくい上げると、立ち上がる湯気と一緒に香りがふわっと顔にまとわりつきます。
歯を入れた瞬間のプツッという噛み切れ、そしてスープと一体になって喉を滑り落ちていく感覚は、まるで「飲む」パスタのような背徳的な心地よさです。
そこに、香ばしく炙られたチャーシューの脂がじゅわりと溶け出し、鼻から抜けるネギの香りが後味を軽くリセットしながら、また次の一口へと背中を押してくる。
気がつけば、最初は「スープは半分くらいでやめておこう」と思っていたはずなのに、丼の底が見えるまでレンゲを動かし続けてしまう――豚骨ラーメンには、そんな抗いがたい魔力があります。
とんこつオーバードーズは、この健康志向の時代だからこそ、”白いスープに自らの人生を溶かしていく系”のラーメン賛歌です。
医者に「塩分控えて」と言われたのを脳裏に浮かべながら、白濁のスープとともに啜る麺は格別です。
あぁ、豚骨ラーメン食べたい。
そう思ったあなたも、もう豚骨ラーメンジャンキーと呼べるでしょう。
5人組ラッパー、TOKYO TRIP。普段はそれぞれ会社員としての顔を持ち、日々の仕事に勤しみながらも、世界にMade In Japanの素晴らしさを伝えたくて、リリックに想いをのせて発信している。