歌詞

繋いだ体温と肌の中

ゆれて叩いて交ざり合って

不安な態度と部屋の中

「うつつで笑いかけないで」

雨は依然止む気配も無く

惰性な風とアンサンブル

伸ばした脆弱と胸の中

鼓動音がノックして泣いていた

悲しくて美しくて

救われない素敵な話

醜くてしょうがないよね

ふたりだけのメロウを溶かす

内緒のランデブー

君と踊っていたいだけ

足並み揃えて音にノろう

忘れた頃に思い出すように

ランデブー

君を踊っていたいだけ

明日の太陽も隠れて嗤う

寝静まった街の果てに浮かんだ

雲が冷たい雨を零したんだ

理解ったフリが上手な貴方

「いつまでも君のままでいて」

尖った彩度を飲み込んだ

あたし未だグレイスケイル

ベタついた儘繕う白日

「貴方の全てを愛しているわ」

今週もまた始まるドラマ

ハッピーエンドを信じている

重なっては強ばってさ

ないものねだりお互い様

見せないまま蝶々の様に舞う

期待と懸想を落とさなきゃ

ランデブー

“君だけだ”って言って欲しいの

消したライトが黒く欲照らす

うつろ色の街角粧し込んで

ランデブー

夜を踊っていたいだけ

めくるめく灰色の日々を彩った

この話がどうか、どうか

終わらないでと思うの

そこには孤独がひとつずつあるだけ

宛先のない心を捨てられずにまたいつか

空模様は最悪で責め立てる様に睨んでいる

そのドアを閉めて秘密の最終回をしようよ

最後のランデブー

君と踊っていたいだけ

敢えてずらした拍子で鳴け

隠したものも曝け出すように

ランデブー

君を踊らせたいだけ

忘れないでとした軽めのキス

エンドロールにひっそり居てくれよハニー

最後まで真っ直ぐに見れなかった

傘を差してさよなら

言わない愛を仕舞って