春風 (Remix 2024)のジャケット写真

歌詞

Sweatshop - 囚われた男 - (Remix 2024)

カワサキタカヤ

天井に切り取られた 四角い窓からは

僅かな光が 差し込む

何処からかサイレンが 微かに聞こえる

全ては幻聴かもしれない

窮屈なコンテナに揺られて

辿り着いた 夢の国

それが悪夢の始まりだった

排気口から 蝶が迷い込んで

逃げ道を 探している

うっとりするほどの優雅さで

帰る場所などないのに

数年働けば 自由にしてやると

引き裂かれたパスポート

あの偽りのIDがなければ

ここを逃れることもできない

囚われた男が云う ここにいれば

少なくとも 死ぬことはない

生きることだってできないけど

不意に蝶が 月へと泳ぎ出した

逃げ道を 見つけ出して

フルメタルの羽を バタつかせて

蜘蛛の巣に捕らえられた

乾いた唇 無理矢理こじ開け

奴が内側に入ってくるのさ

壁の向こうでは 聞き覚えのある

誰かが僕を 笑ってるみたいだ

いつの日か この壁を打ち砕いて

リベンジの鉄拳を 奴に食らわせる

でもまず叩きのめすべき相手は

僕の病んだ魂かもしれない

不意に蝶が月へと迷い込んだ

逃げ道を探している

うっとりするほどの優雅さで

フルメタルの翼(はね)広げて

ドアには鍵さえかかってなかった

誰かいる 気配もない

飛び出して 逃げられるだけ逃げよう

失うものなどないなら

  • 作詞

    カワサキタカヤ

  • 作曲

    Chris Takita

  • プロデューサー

    Chris Takita

  • リミキサー

    Chris Takita

  • レコーディングエンジニア

    Chris Takita

  • ミキシングエンジニア

    Chris Takita

  • マスタリングエンジニア

    Chris Takita

  • ギター

    Chris Takita

春風 (Remix 2024)のジャケット写真

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アーティスト情報

  • カワサキタカヤ

    旅と映画と音楽を融合するシンガーソングライター。1997年、世界一周の旅の末、ニューヨークのアポロシアターでオリジナルソングを歌いきる。帰国後、東京を拠点にライブを続け、2005年、ジャズピアニスト荒武裕一朗と手がけたファーストアルバム「東の空」をリリース。同年、音楽とドキュメンタリー映画制作の舞台を世界に広げ、ニューヨークへ。バークリー音楽大学卒のメンバーとともにTakaya Bandを結成し、ヴィレッジを拠点にライブ活動。プロデューサーChris Takitaと共にセカンドアルバム「春風」を手がけ、2008年、日米同時発売。2020年、12年の沈黙を破り、活動再開。2023年7月、待望のサードアルバムをリリース。この夏、新たな映画と音楽制作のためボストンへ。

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