歌詞

僕らは何のため 生まれは消えるのだろう

誰にもわからないことだけ わかっている

見慣れぬ鳥たちが ゆらゆら空を泳ぐ

明日は晴れるかな？ そうだと嬉しいな

ささやいた声のように聞こえた風

振り向けばまだ そこにいるかのように

出会いは別れ 救いは救われ

落ちた陽は また昇るだけ

全ては廻って

一生涯懸けて なんて大それた

想いも意志も いつか消えゆくの

それならもう全て 投げ出したって構わない？

いいよ それでもいいよ

見慣れた鳥たちが せかせか空を走る

これから雨だとさ 気をつけて帰るんだよ

泣き叫ぶ声のように聞こえた雨

振り向けばもう そこにはいないようで

奪い奪われ 裁きは裁かれ

始まればただ終わるだけ

全ては廻って

劣等感ばかり 抱き張り詰めた

憂いも日々も いつか消えゆくの

それならもう全て 求めたって構わない

いいよ それでもいいよ

歌い踊り 馳せる思いは 祈りを増してゆく

高く遠く 空を駆けた 羽ばたきのように

響く声は あの空の向こうに

一生涯懸けて なんて大それた

想いも意思も いつか消えゆくの

それでも尚全て 求めたって構わない？

いいよ それでもいいよ

あなたがそれを望むのならば

一瞬分の一日を 一生分の煌めきを

あなたがそれを望むなら 世界はただ応えるから

僕らはいつも残酷で それでも尚も美しい

生きるに値するんだと 何度も歌を歌うから

世界は今日も美しい

あなたは尚も美しい