この部屋で一人ぼっちでも君だけの夢を見続けていてねのジャケット写真

歌詞

凪のあすから

小林唯

「ここはどこ?」

「あなたはどなた?」

点と点を繋いだ夢の中

放り投げ出された命には

行ける場所なんて一つもなかった

愛されていないことは知ってたの

帰り道泣いてた迷子のあの子

放っておいてもいいですが

こっちおいでと言いました

明日の果てで笑いました

交差点絶望の彼方まで

君を連れて君を連れて

行けるような気がしたあの日にまた

戻れるのならいいのにね

僕たちはいつだって

帰り道のことばかり考えてた

夕立の音が聞こえた

あれはそう夏の雨

八月が終わらない

手に触れた優しさは

汗ばんでシャツに溶けていった

埃をかぶっていたガードレール

君を待ち立ち尽くした交差点

海岸線抜ける頃に僕は

あの子のこと思い出さなくちゃな

忘れてしまったメロディが

胸の中で鳴り響いて

いつまで経ったって僕のこと

離してくれない

真っ白薄ぼけた視界では

君が笑う君が笑う

冷たい体のまんまでさ

何もかも無くしてしまったんだ

僕たちはいつだって

明日のことばかり考えてた

雪が降る音が聞こえた

あれはそう夏の雨

八月が戻らない

手に触れた悲しみは

汗ばんでシャツに溶けていった

あれはそう夏の雨

八月が終わらない

手に触れた優しさは

汗ばんでシャツに溶けていった

  • 作詞

    小林唯

  • 作曲

    小林唯

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アーティスト情報

  • 小林唯

    10代後半から作詞作曲をはじめ、20代30代前半はバンドをメインに活動する。 「The Sicks」「Two pills on the beach」「the lastwaltz」「the Syda」「エブリデーサンデーズ」などのバンドを組んでは解散、最終的に「marebito」という名前でメンバーを固定せず活動する。 2021年「yuglet waltz」という名前のバンドも結成し、様々な形で音楽活動を行う。 幼い頃に母が聞いていたフォークソング、高校の時に聞いていた日本語のパンクやギターロック、好きだった小説などの表現を吸収し、自分なりの世界を作り歌っている。情緒的なものが好きで、歌詞やメロディもだいたいそんな感じ。

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無所属

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