Orangeのジャケット写真

歌詞

ちいさな城

elrevig

彼はいつもふざけている

きた道をもどりながら

見えないところで

踊ってみせる

彼女はいつもしゃべりかける

行く先をみつめながら

白い桟橋の前で

呼びかけてくる

せのびをして積みあげた

ちいさな城のなかでは

時代おくれの汽車が

汽笛を鳴らす

うすぐらいろうかには写真がならぶ

金メッキの器にはコオロギがねむる

あと1,000の炎を集めて

部屋にあかりをともそう

いつもおいてあった

あのソファに腰かけよう

「風が吹くのを待っている強い生き物には

あこがれるものなどあるのだろうか」

彼はわらいながら階段をおりていく

鉛筆を手にうそぶいている

「それはとてもいいものだろう」

1,500の壁にうつる

彼女の影はいつしかの

いつも見えなかったものを

呼び寄せてくれる

1,000の炎を集めて

部屋にあかりをともそう

  • 作詞

    カツヤクニゾウ

  • 作曲

    elrevig

Orangeのジャケット写真

elrevig の“ちいさな城”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

  • elrevig

    elrevigは2012年3月に結成した4人組。豊かなメロディと含意に富んだ童話のようなストーリー性のある歌詞、滋味あふれる歌声により独自の世界を構築している。 メンバーはGt.Voカツヤクニゾウ(perfect piano lesson)、Ba.河原裕之(Studio Certesレコーディングエンジニア)、Gt.外山大輔(ex. Killing Skill 48)、Dr.平林佑介。 ハードコア、ポストロック、オルタナティブロックなど様々なシーンでキャリアを積んできた4人によって生み出されるのは、一筋縄ではいかない真摯なロック。なお、”elrevig”とはエスペラント語で「空想から目が覚める」という意。

    アーティストページへ


    elrevigの他のリリース

Studio Certes

"