Lyric

溶けた雪が流れる場所は

君と僕とが出会った場所だ

今もどこかで唄っているか

僕が殺した哀しみのエリー

捨て猫みたいな君を見つけたよ

ホント臆病な目

腕の中眠る日々を夢見たよ

少しからかうだけ

悪気は無かったよ 少しばかり

足を突っ込んだまで

濡れた君のまつ毛にかかる

虹はもう既に僕のモノさ

愛を求めまた壊される

僕ら溺れる底無しの罪

愛など二の次卑猥な貧乏くじ

本気になれないや

頭を飛ばした 思考回路から

がらんどうな セリフ

虚ろな目の君に ぐっと奥へ

指を突っ込んだまで

火照る身体その裏腹に

冷える心に気付かないフリ

罪な言葉にまた濡らされて

君は唄う哀しみのエリー

揺れる君のグラスの水は

まるであの日の自分のようだ

消えた痛み消えない傷も

今日はやけに染みる気がした

溶けた雪が流れる場所は

君と 僕とが出会った場所だ

今もどこかで唄っているか

僕が殺した哀しみのエリー

哀しみのエリー